中国・アジア情報
【中国】中国のハリウッド乗っ取り、ソフトパワーとハードパワーのジレンマ
「ハリウッドは中国に乗っ取られる」
連日、メディアを賑わせているのは、中国の米映画業に対する大規模投資ネタである。「中国がハリウッドへの買収攻勢を強めているのは、プロパガンダの意図に基づき、米国の映画を宣伝の道具にして、米国人の意識にも影響を及ぼすつもりだ」、このような言説が流行し始めた。
中国の米国映画界への進出が加速していることは間違いない。2012年、中国万達集団(ワンダ・グループ)が26億ドルで米映画館チェーン2位のAMCエンターテインメント・ ホールディングスを買収した。また、万達集団は16年にも、映画会社レジェンダリー・ピクチャーズを買収した。
・・・(以下略)