2月24日付の日本経済新聞電子版では、「なぜ高い？ 中国人社員給与の謎」という記事が掲載された。

 
　記事は、「中国は景気が良いわけでもないのに、都市部のサラリーマンの給料は上がり続けている。中国人サラリーマンの給料と比較して、日本人の給料が安すぎるのではないか」という問いを提起した。

 
　日本人が中国人より高い給料をもらわなければならないという道理はない。ルサンチマン的あるいはセンチメンタル的な賃金の単純比較には、私は価値を感じない。ただ、その問いの前半、「景気と反比例的な賃金上昇」という現象は誠に注意に値するものである。

 
・・・（以下略）

 
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