中国・アジア情報
【中国】中国が独にマルクス像贈呈、中国人観光客の「爆訪」期待で波紋
最近、慰安婦像やらなんやら、像が流行っているようだ。カール・マルクス生誕200周年の記念に、中国はマルクスの生誕の街であるドイツのトリーアに大きなマルクス銅像を贈呈すると申し出た。トリーア市議会は像の受け入れを了承したものの、多くの民衆がこれに反対し、波紋がドイツ内外に広がった。
トリーアは、ケルンから南西に180キロほど離れ、ルクセンブルクの国境の近くにあり、古代ローマの遺跡群をも有する街である。いざマルクス像が設置されれば、中国人観光客の誘致には好条件がそろったことになる。と、そんなことを目論んだのではないか。
前例がある。英ロンドンのハイゲイト墓地を見れば、分かりやすい。
・・・(以下略)