中国・アジア情報
【中国】漢文廃止論は愚、「話せば分かる」も愚
2017年5月号の「SAPIO」で、百田尚樹氏の「日本人は中国とは理解し合えないと肝に銘じよ」が掲載された。
日本人は、勘違いに基づいた「中国への憧れ」を持っているため、適切な対抗策をとれずにいるのだと作家の百田尚樹氏はいう。勘違いを育む漢文の授業も廃止したらよいとの持論を持つ百田氏が、現実的に今の中国とどう対応すべきかについて語る。
これは失笑する。漢文を捨てれば、問題が解決するかというと、そんな結論にはならない。漢字を捨てた韓国やベトナムが中国と問題なく付き合っているのか、日本よりもうまくいっているのか。見れば一目瞭然だ。
・・・(以下略)