中国・アジア情報
【中国】好況期到来よりも不安要素増、健康診断のための薬漬け
6.9%、中国の第1四半期のGDPは悪くない数字だ。
とはいえ、数字そのものの信憑性を別として、中身を見ると、相変わらず金融緩和とインフラ投資、一部輸出で押し上げているのではないかとがっかりする。
がっかりするほどでもない。むしろ想定内である。中国経済の下げ止まりが鮮明になったと報じる日本のメディアもあるようだが、ため息が出る。数字だけ見てコメントするのは誰でもできる。中国のメディアを見ても、景気循環に乗っかった好況期到来と真剣に考える者が少ない。
・・・(以下略)