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【中国】ルイ・ヴィトンの中国戦略変換、閉店ラッシュとオンライン化

配信:2017-09-13

 高級ブランドのルイ・ヴィトンはその中国戦略を大きく調整し、実店舗を次々閉鎖し、代わりにインターネットでのオンライン販売に乗り出した。

 
 同社はさる7月20日、中国でオンライン・ショッピング・サービスを実施することを正式に発表した。ルイ・ヴィトンのオンライン店舗の商品や価格は直営店と同じで、支払いは銀聯やアリペイ、WeChatペイのいずれも可能で、配達料金も無料。中国市場で全面的な電子商取引を開始した伝統的な高級ブランドは、コーチやバーバリー、グッチに次いでルイ・ヴィトンは4番目だ。

 
 ルイ・ヴィトンの戦略調整は、決して中国経済の低迷に伴う消費力の低下によるものではない。その最大の原因は、越境ECサイトや代理購入ビジネスの隆盛である。贅沢品に関して中国国内での購入価格が高い。同じ商品でも香港やフランスで購入すれば、数割安くなることも珍しくない。この内外の価格差を知らない消費者は少ない。

 
・・・(以下略)

 
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