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【総合】選挙と経営(2)~福翁愚民論の立花今訳、苛政ならぬ愚政の根源
<前回から続く>
今回の衆院選をみると、ろくな政策も打ち出せずに当選してしまった政治家も一部含まれている。こんな輩、よくも当選したなと、憤慨するのも、その矛先はやはり一票を入れる選挙民に向けざるを得ないだろう。
選挙民で政策に精通するプロが少ない。特に国家国民全体の利益を考慮した上での判断力をほとんど持たない。せいぜい、自分の生活が良くなったか悪くなったかで政治家のパフォーマンスを判断する。あるいは純粋に「誠実そうだったから」で1票を入れたりする。
・・・(以下略)