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【中国】独身の日アリババ3兆円売上げ、消費リード型中国経済の罠

配信:2017-11-15

 中国ネット通販最大手阿里巴巴(アリババ)集団が、11月11日の「独身の日」に行った年間最大のセールの流通総額は過去最大の1682億人民元(約2.9兆円)に達し、前年を40%近く上回り、消費がリードする中国経済の転換を強く印象づけた。

 
 11月12日付け「朝日新聞」(デジタル版)の記事を読むと、世間大方の見方だろうと思いつつも、果たしてこれを安易に「消費がリードする中国経済の転換」と断言できるのかといささか疑念を持たずにいられない。

 
 アリババ集団の3兆円近くという売上高。消費が低迷し続ける日本から見ればとてつもない巨額ではあろうが、その中身を少し吟味する必要がある。これだけ巨額の売上げであれば、業者がさすがに大儲けしているだろうと、でも誰がどのように、いくら、儲かっているのだろうか。

 
・・・(以下略)

 
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