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【総合】雇用環境と失業率と生産性の関係、劇薬の処方ができぬまま共倒れ
10月20日付けの「プレジデント」誌Onlineでは、第一生命経済研究所経済調査部首席エコノミスト永濱利廣氏のコラム、「空前の低失業率でも賃金が上がらない理由 数字が語るほど雇用環境はよくない」が掲載された。
その見出しをみて、ふと思いついた――。
「雇用環境がよくない」ではなく、「雇用環境が良すぎる」だ。日本に適正な労働生産性を付与するならば、10%くらいに失業率が上がるだろう。大変不謹慎ながら、そう思わざるを得ない。
・・・(以下略)