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【中国】アパホテルの書籍問題、実効性なき抗議と中国のポピュリズム
アパホテル問題が炎上している。客室の備え付けとして南京大虐殺を否定する書籍が置かれているとして中国のSNSで反発が広がった問題で、アパホテル側は1月17日、「撤去は考えていない」との見解を発表した。
さらに1月19日、中国外交部の報道官は同日の定例記者会見で、この問題に関する菅義偉官房長官の発言に反発し、「歴史を忘れるということは、罪と責任を否定し背くことであり重罪だ。間違った歴史に固執する日本の方に中国の南京大虐殺記念館の観覧を勧める。そこで良識を取り戻してほしい」と述べた。
実務レベルで考えると、中国が捉えようとする日本側の当事者主体は誰なのかが一番の問題だ。
・・・(以下略)